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川俣 陽一; 安達 宏典*; 栗原 研一
技術研究会報告 (文部省国立天文台・電気通信大学), p.7 - 10, 1997/03
JT-60プラズマ実時間制御系の中枢を担うプラズマ電流・位置形状制御計算機は、磁場、磁束、プラズマ電流及びポロイダル磁場コイル電流等の計測信号をもとに250s周期でプラズマ位置形状等を計算し希望する値にフィードバック制御している。これら収集した計測信号は、JT-60装置を安全にしかも高性能のプラズマを生成実験するため外部システムで様々な利用方法が検討されている。そのため、これらの信号を外部の離れた箇所との間でデータ通信を行うことを想定して、リフレクティブメモリ・ボード(VMIVME-5576、VMIC社製)を用いてデータ通信試験を実施したのでその結果を報告する。さらに、現在リフレクティブメモリ通信を使用したシステムにおけるCPU間の同期動作の問題点についても紹介する。